シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

マトリックス レザレクションズ

 2021年公開の超A級SF大作。マトリックス・シリーズの第4作目となる。

 マトリックス3部作は、ここではレビューしていないが当然何度も鑑賞している。この手の大作はマニアが多いので語られ尽くしているし、ヘタな批評は病的信者のマトにされるから面倒なのだ。SWなども同類である。さらに、このシリーズはワザと難解に作ってあるので始末が悪い。解説できる知識を持つ御仁の上から見下ろすような構図が鼻に付く。もちろん、途方もない予算をかけたアクション大作だから見所があって当たり前だ。本作はややこしい話はいいとして、大作の割にアクションがショボイのが誰も認めるところだろう。

 監督の自虐とも皮肉とも取れる序盤には驚いたが、それはオイラには胸糞悪い印象でしかない。オマケ映像も含めてすべてカットでいい。そして、訳が分からない用語の羅列による悠長な展開・・我慢していられるのは金を掛けた映像のおかげだ。まあ、このマニアックな世界観がこのシリーズの持ち味なので、それを批判しては自分がバカと思われるだけか。

 耳慣れない単語で聴衆を煙にまいて、未来では大きな昆虫や鳥を象った愛らしいロボットがいたり、2人の愛は最強の電源だなんて、大変マンガチックである。敵の親玉は何者なのか、結局オイラには分らなかった。それでいいのだろう。分かり難くて何か新しいものがありそうだと思わせるのがマトリックスだ。


www.youtube.com