シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ヘンゼル&グレーテル

 2013年公開のアクションホラー作品で、日本では劇場未公開だ。

 グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」後日譚との触れ込みであるが、この設定自体がコメディだとでも言うのだろうか?それともファンタジーのつもりなのかまったく理解できない。本来なら中世であるべきなのに、近代兵器が登場する謎の時代設定だ。

 物語は2人の魔女ハンターの活躍を描いたもので、真新しいものは何もない。こうしたマンガチックな対決モノは、緻密に考えた背景と魅力的な世界観があってこそ人気がでてくる。SW,スタトレ、アベンジャーズ、etc・・日本のアニメも同様だ。それが無ければただのクズである。本作はまさにそれだ。

 そんな駄作に主役として、当時顔が売れたジェレミー・レナーとジュマ・アータートンが演じ、魔女の親玉としてファムケ・ヤンセンが怪演している。オファーを受けた時点で、X-MENアベンジャーズのような人気大作になると思ったのだろうか。先見の目が無いやつらだ。現にこの3人は本作以降は下降路線である。

 天邪鬼なオイラは、人気作を叩いたり巷で不評な作品を褒めたりするのだが、本作は褒めるところが無い。唯一、白い魔女がスッポンポンで湖に入るシーンだけが見所だった。


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