シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

スタートレック ディスカバリー(シーズン4)

 ディスカバリーのシーズン4を観るにあたり、シーズン3の記憶がろくに残っていない・・しかも、「スタートレック ピカード」に没頭していただけに、32世紀の話に中々腰が据わらなかった。その世界観を思い出して入り込めたのは2話ほど観た後である。

 今回は強大な力を持った未知の生命体とのファーストコンタクトの話。ゆえに、大変ストレートなプロットであって、懐かしいスタトレに戻った気がする。1979年の映画第1作目を思い出した。

 さて、このファーストコンタクトの流れはとてもいい。対立する勢力も含めて王道の展開といえばそれまでであるが、個々の演技がとても引き込まれる。特に後半の緊迫感は配信視聴の方は待ってられないであろう。クライマックスの大団円も実に心地よい満足感が得られた。

 ディスカバリーのシーズン1,2の怒涛の変化球攻めと、32世紀に舞台が変わってからではテイストが全く違う。特にフィリッパが退場してからは、格闘アクションというものがほとんどない。そんなディスカバリーはシーズン5で終了予定であるらしい。一貫しているのは、何でも自分がやらなきゃ気が済まない主人公一人の活躍と苦悩の話だということ。よって、すでに4シーズンもやっていながら他のブリッジクルーの存在感が薄い。これは主人公の個人的な人間関係を重視したスタイルなので、いまさら掘り下げることは無いだろう。まあ、そんなシリーズも一つの個性だ。


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