シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

必殺仕事人 2022

 年一で作っていた仕事人スペシャルも2021年は無かった。そして2022年の松が明けて新作公開、もう観るまいと思っていたが・・暇つぶしで覗いてみた。すると予想以上に観れる内容じゃないか。

 必殺シリーズをほぼ観てきたオイラは序盤で先の流れが大体分かってくる。本作に近い流れも記憶にあるが、ハード路線になりやすいし、役者の技量と不自然にならない脚本が難しいため、ほとんど見かけない新鮮さがあった。それをキーパーソンの兄弟を演じた若い岸優太と西畑大吾が魅力的な存在感で魅せてくれたと思う。特に岸優太の演技はアッパレだ。ちょっと現実離れな性急展開なのに、緊迫感と迫力で有無を言わせないのを褒めたい。

 情報操作と大衆心理による犠牲、今時の性的マイノリティも取りこんだ描写もいい。ただ、肝心な仕事人の描写が物足りない。ハード路線は歓迎するが、2年ぶりの登場にしては地味だ。和久井映見も太ってるし・・臭いセリフや派手な衣装は不要だけど、もっと個性があったほうがいい。


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