経年変化で音質が曇ったCDをリペアする方法を以前紹介した。(2017-8-25 究極のCDケア 参照)あの方法はやはり間違いない。
しかし、消耗品はいつか無くなる。お試しで買ったリンレイのMiraXは底をついた。本来の用途である車にも使っていたのだから4年ほどで使い切ってしまったわけだ。車用品店にさっそく出向いたが、同じものが置いていない。イエローハットやオートバックスに無いのだからあきらめた。で、同じようなものを物色することにした。
なるほど、あるある。たぶんどれでも大丈夫だろうが、同じメーカーの方が無難だろうということで、買ってきたのはリンレイのダークボディ用磨きコンパウンド。ダークボディ用を選んだのは自分の車が黒いからで、たぶん研磨粒子が少ないのだろう。内容成分もほとんど変わらない。
さっそく試してみよう。レンタル落ちの曇ったCDを磨いてみると、奇麗に曇りが取れた。MiraXと比べてみると研磨力は少し弱い。液体の界面活性剤が多いのだろう。若干粘度が少ないようだ。音質は見事に向上した。癖が乗ることもない。
試しに傷の多いCDを磨いても、やはり傷の見た目はあまり変わらない。そこで、ムキになって5回ほど垂らしてはゴシゴシ擦ってやると、傷が気にならないレベルになった。新たな磨き傷はまったく付かない。スバラシイ!(試すときは自己責任でお願いする。)
ちなみに付属のスポンジは使ってはならない。百均で売っている毛羽の出ないコットンパフが最良だ。