シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

新鮮なノーカット

 FireTVが観れるようになって、まずは何を見ようか・・オイラはOO7シリーズをチョイスした。無料で観られるプライムビデオでは今、OO7の過去作が吹替え版で全て鑑賞できる。

 古いOO7シリーズは、もはや地上波で放映されないだろう。コネリーやムーアのボンドは、時代背景が古すぎて選択されないのだ。もし放映されてもノーカットはあり得ない。ところが実際観てみると、画質が色褪せないのに驚いた。半世紀以上前の「ドクターNO」が最近作られたTVドラマのようだ。デジタルリマスターでもしたのだろうか?DVDとは一線を画する画質である。

 この期に及んで再認識したのが、オイラはたぶんコネリーボンドをノーカットで観たことが無い。(ネバー・セイ・ネバー・アゲインを除く)劇場でOO7を観だしたのはムーアの「私を愛したスパイ」からなのだ。コネリーボンドの記憶はTVの洋画劇場のもので、記憶もほとんど消えかけている。しかし、あえてDVDを借りようとまで思わなかった。よって、こうして高画質でノーカットの古いOO7を観ると大変新鮮である。特にストーリーが良く分かった。そして、昔の映画は展開が悠長だと感じる。今なら眠くなる人もいるだろう。適切なカットは必要悪かもしれない。