シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

退役

 突然であるが、3月で現職を退くことにした。いわゆる早期退職だ。

 地球を守り続けて36年、疲れてボロボロになったカーク艦長は、退役してネクサスで幸せに暮らしたいのだ。本当は事情があって昨年から決まっていたことで、決して不祥事を起こしたわけではない。

 さて、退職すると今まで気にもしなかったことが深刻な問題としてクローズアップしてくる。それは健康保険や年金、税金などである。サラリーマンはほとんど確定申告もしないし、給料天引きで納付されてしまうので、現役のときはまったく考える必要がなかった。今更ながら、無職になるには金が掛かることを思い知った。

 まず、健康保険をどうするかが一大事だ。今まで大変な額の保険料を払っていたことを知り、これは無職になろうが無料にならない。年金が入るまで自腹で納めるか、ムッス~の被扶養者になるしかない。

 年金の受給時期と、個人年金の在り様を早々に決める必要がある。そのため、考えもしなかった面倒な計算を行って、数パターン検討している。特殊な職業人は公的年金の受給時期も一律ではないからだ。それよりも、早期退職なのでまだ60歳までの年金の掛け金を払わねばならない。これも無職だろうと国民の義務だ。

 税金は予想外の出費があることを知った。所得税はその年で年末に調整されるが、住民税は前年の所得から計算されるらしい。つまり、無職になってから何十万円も納めねばならないわけだ。

 もちろん、新たに何らかの職を探すつもりだが、普通の市民として働く術を知らないので先行きが思いやられるわい。