井上陽水を初めて知ったのは、子供の頃にアニキがよくレコードを掛けていたからで、1970年代である。オイラは別に好きでもないのだが、繰り返し掛けるので嫌でも歌を覚えてしまう。そんな存在だった。その後はモノマネ芸人が演じるのを見て笑っていただけだ。
近年になって、ＮＨＫの「ブラタモリ」を好んで録画するようになり、そのオープニングとエンディングを彼が歌っているのが気になっていた。とてもいい感じなのだ。
先日、懇意のショップで店員からあるＣＤを貰った。それは井上陽水の「UNITED COVER 2」」というUHQCDで、結構音が良いらしい。さっそく聴いてみよう。
なるほど、ボーカルを思いっきりクローズアップさせてリバーブを掛けてある典型的なツクッタ音だ。よく演歌で聴かれるような録音で、聴きやすくて実に気持ちがいい。雑味が無く、音そのものは厚みがあるのでどっぷり浸かれる。お、「ブラタモリ」のお気に入り2曲が入っているじゃないか。ラッキ～(*^^)v こうして自宅のFALで井上陽水を初めて聴くと、改めていい声だと思う。
