シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

山本音響工芸のボード

 さあ、CDPのボードを山本音響工芸製B-45に替えてみよう。毎度の事ながら、機器の出し入れはひと仕事である。たまった埃も拭って、これでボードが交換できる・・ん?なんだ・・オイオイ、ああ〜まいったヽ(´д`)ノ
 発泡コンクリート製のボードがラックから剥がれないのである。ドライバーで裏からこじてもダメ。これ以上やれば間違いなく割れるだろう。発泡コンクリートは脆いのだ。接着したわけでもないが、20年以上も同じ場所に居座って、ず〜っと荷重を掛けられていたのだ。もはやラックと一体化してしまったと言っていい。ビクともしない・・
 さて、どうしよう。当初の予定が瓦解してしまったからには、別案に出なければいかん。でなきゃ、買った意味がないじゃないか。しかたがない。DACの下にあるRASKボードと交換してみようか。
 RASKは昔から防振の定番、しかもオイラが使っているボードは両面RASKの徹底盤だ。これをアサダ桜の集成材によるボードと取り替える。かなりの変化が予想されるが、実はその上にアイテックのインシュを挟んでいる。これでもハッキリした違いが出るだろうか・・
 出たのである。実は瞬時に分かったのだが、2時間ほどディスクを替えて試聴し続けた。オーディオ的なファクターは低下することなく、中域から中低域に厚みが付いて温度感が高くなっている。ボーカルやベースの音に情熱的な味が加わった印象で、これは狙いに沿っていると言えよう。若干、ふわっとしたライブ感があるのにぼやけてはいない。
 さらに、SNが向上して高域が素直になっている。しかしこれは機器の出し入れに伴う現象だ。何度も経験しているが、機器を入れ替えたりするとき、濡れ雑巾などで周辺を奇麗にするので、溜まった静電気が解消するのだろう。
 味があるということは、飽きる可能性もある。今しばらくはこの味の調整に堪能したい。

RASKから・・

アサダ桜へ。