シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

CDPの土台更新

 CDプレーヤーの足元は調整に敏感で、何度もインシュ交換してきている。今回、更新してみようと考えたのはその土台となるオーディオボードだ。
 現在、ラック内に収まったCDPには特殊発砲コンクリート製のボードが敷かれている。かれこれ20年変えていない。その前は、強化ガラスとパーティクルボードをブチルで張り合わせた自作ボードを使っていた。現用ボードに変えたときは、そのSN感の良さに感激し、以来の音作りの基礎にもなっていると言っていい。これを変えるのは勇気が要った。
 昨年、サンシャインのボードを購入したときも、動機はCDPのボード更新だったはずなのに、変える勇気が無かった。結局、エソの外付けクロックに鎮座することになった一抹は以前書き込んだ。しかし、今は違う。
 今年の目標、「脱、優等生」の一端になればと土台を変えてみる気になったのだ。では何を使うか?保守的な以前までの発想なら、その癖のない性能と確実な基本ファクターの向上が望めるマグネシウム製を導入しただろう。実は今でもその線を捨ててはいない。しかし、今回はあえて品のある色を加えたいのだ。
 そこで筆頭候補に挙がるのは、良質な響きを持つ楓や桜などの木質系だ。アコリバのヒッコリー材を使った板が魅力的であったが、懇意のショップで山本音響工芸のミズメ桜製ボードを中古で安く譲ってもらった。これを試してみよう。

まるで床の間の花瓶を置く敷台のような風情がある。