シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

 シリーズ最終話、エピソード9を観てきた。不満の多いエピソード8からどう軌道修正してまとめ上げるのか。結果、オイラは満足している。

 本作は予想通り、エピソード6が下敷きになっている。物語を壮大に大団円でまとめるなら、こんな展開にするのが当然であり、またそれが潔い。まずは、オイラが昨年の夏に(2018-08-29 エピソード9)で、望む展開として書き込んだ一文を再び貼り付けたい。

 まず、主役のレイにもっと集中した話にしてほしい。凄まじいパワーとカリスマを身に着けて、やはり最後はただのクズ拾いではない素性があったとしたい。
 レイと霊体の師匠のからみを多くして、フォースの謎をあっと驚く内容で披露してもらいたい。
 レンはどうせ大した悪党キャラではないので、さっさと改心して死になさい。
 味方の烏合の衆は、魅力が無いのにエピソード8で死なせなかったので、しかたがないから出番を少なくして、最後に「ワ〜イ」と歓喜する一部であればよい。
 ロボットのキャラをもっと上手く使おう。R2D2やC3P0は動く歴史なので、その体験記録を話に巧く載せてくれ。笑えない漫才はやめること。
 これが重要なのだが、完璧に終わらせること!何一つ伏線を残さず、大輪の尺玉でエンドだ。

 本作を観た人なら、ほぼオイラの希望にハマったと分かるだろう。だから満足するのは当然なのだ。そして、予想を上回る誤算として、やっと烏合の衆に魅力が与えられた。ポーとフィンが生き生きしている。重要な場面で過去のシーンをリフレインさせて、コアなファンを掴む手法はこの監督ならではだ。そして、血を超える仲間の絆というテーマが根幹にあるので、単なるお祭り騒ぎに終わっていない。

 多少の疑問は残るが、視聴者の想像に任せるレベルだ。エンディングでは最終話らしい感動を覚えた。素直に、お見事だったと思う。


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