シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 シリーズ史上、最高傑作とか最大の衝撃などと呼び声が高い本作、あまり乗り気ではなかったが朝一で鑑賞してきた。
 ネタバレしないように書こうとすると、ほとんど内容に触れられなくなる。ということは、それだけ話に新味があって意外性がある証拠でもある。前作がエピソード4のリブートとすれば、本作はエピソード5の焼き直しだ。正規シリーズの中では筆頭なデキと持ち上げてもいいだろう。152分もの長時間まったくダレず、尻の痛みを感じる前にエンディングとなった。これは面白かった証明だ。
 しかし、「ローグ・ワン」のような緊迫感、迫力は感じられない。まあ、正規シリーズはそれでいいだろう。オイラは前作の「フォースの覚醒」から、本作の致命的な欠点は登場人物に魅力が無いことにあると思っている。
 前作でチラ見せだけだった、ルーク・スカイウォーカー。今回はもはや主役と言っていい。そして、レイアの登場シーンも予想以上に多い。ハンソロがいなくなって、結局この二人が美味しい記憶に残る。「フォースの覚醒」の感想でも言った事と同じで、新シリーズの若手俳優が実に魅力が無い。主演のデイジー・リドリーは仕方ないとして、他はみんな死んでしまった方がいいとさえ思った。( ´艸`) 今回、ベニチオ・デルトロに期待を持ったが、監督も苦しかったに違いない。他が喰われてしまうから大した役を与えられないのである。
一番魅力的だったのが、ペンギンモドキのポーグだったという人も多いに違いない。いくら脚本が面白くても、魅力は俳優に掛かっているのだ。