シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ヒューズを磨く

 連休中に、バズケロさんからヒューズの接点を磨くと良いと教わった。これを試してみたい。

 日本オーディオのDACは、背面から簡単にヒューズを取り出すことができる。実は高音質なヒューズの存在を知って、交換を目論んでいた。ところがバージョンアップのとき渡辺社長からのメールで、すでに吟味してあるとのこと。マニアもやらない対策をする方なので、当然と言えば当然。しかし、磨くというのは盲点だった。

 何で磨こうか。在り合わせでやるしかない。まずは、接点をオヤイデのクリーニングスティックで研磨する。その後、残留物を無水アルコールで清拭し、仕上げにCOPPER Contact PROをひと塗りした。小さなヒューズ一個を磨いただけなので、試聴結果に自信が無い。ところが結構な改善が聴き取れたのである。

 全域で雑味が払拭されたようで、僅かにあった明るい帯域が無くなっている。これは、SN比のような「何となく・・」ではない。具体的には、森昌子の「越冬つばめ」イントロ部分で、中高域の不自然な明るさが無くなっている。おかげでボリュームが上げられるので実に大きな違いだ。

 気付かなかった間接音が聴き取れるようになった。これもおそらく、マスキングしていた雑味が取れた恩恵だろう。そして、何より嬉しいのは、低音が固まりにならず軽やかでいて沈み込むようになったこと。それで弾むビートは軽やかなのに、クラシックの低弦はグッと重厚感がでるようになってきた。COPPER Contact PROの影響もあるかもしれない。

 ケーブルの端子を磨いても、こんな変化は感じたことが無い。バズケロさんに感謝!

 

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