オヤイデで発売している電源接点関連のクリーニンググッズである。薄くて頑丈なスティック状フェルトに研磨剤とワックスを含浸させてあり、電極にこびりついた酸化皮膜やほこりを強力に除去するというお掃除グッズだ。これはありそうで今まで無かった。
何しろ、IECコネクター内部や、USB端子、メモリーカードの電極までもクリーニングできるものはこれだけだ。
さっそくメインシステムの電源系で試してみようと思ったら、昨年夏に「オーディオ下品化計画」と称して、電源接点にカーボン・ダイヤトニックを塗りたくったのを思い出した。これでは磨く訳にはいかんなあ。
ということで、AV系で試すこととする。60インチプラズマTVとブルーレイプレーヤー、そしてその電源タップの電源接点をグイグイ磨く。考えてみれば、映像系はまったくほったらかしなのでメンテナンス自体が初である。スティックはみるみる黒く汚れていかにもクリーンになった気がしてきた。
さて、何で比較すればいいのだ?こうした映像テストソースを持っていない。とりあえず、手持ちのDVD「ロスアンゼルス決戦」の3シーンほどで比較してみよう。
これは・・見間違いだろうか。黒く潰れた暗がりのシーンが細かく見通せるようだし、画のメリハリが効いてにじみのない輪郭を見せてくれるようだ。クリーニングをしたからという思い込みだろうか?しかし元に戻せないので真偽は分からない。
間違いなく悪いことは無いはずだ。数百円の出費なので、やってみる価値はあると思う。
こんなに汚れていた。