シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

バズケロさん宅訪問

 バズケロさんはファイル・ウェブでご活躍の趣味人である。(リンク集の「バズケロ音楽紀行」を見てね。)ご近所にお住まいであることは知っていたし、ショップで偶然お会いすることもできた。でも、まだ御仁の精錬された音楽を拝聴したことは無かった。
 ショップの店員さんからもお誘いがあったのだが、タイミングがよろしくなかった。で、ご本人からお誘いがあって、晴れて訪問が叶ったのだ。ドキドキだ〜い。♪o(^o^o
 システム構成については公開しているし、知人からも耳にしているから逆にこんな感じかな・・とモヤモヤした先入観は避けられず、お気に入りのCDを持って到着した。もう、先に言おう。バズケロさんは、オーディオ趣味人のレベルではなく、オーディオ・ファイターであった。それも猪木レベルである。
 先に案内された二階の20畳ほどもあるLDKは、まるでオシャレなログハウス風別荘に来たかのようで抜群の居心地。そこに、ハーベスを中心とした癒しを目的とする高度なシステムが鎮座していた。
 その佇まいは超本格派であって、セカンドシステムとは思えない。すでに流れている音楽がFM放送だと聞いて唖然とした。カンスピとレシーバーでFMをBGMとして聴いているオイラとは次元が違いすぎる。その後、お気に入りのCDを掛けさせていただき、その練りに練られた再生音に舌を巻いた。
 もう、実に甘美で滑らかなのだ!それでいて解像度を犠牲にしておらず、録音の古いソフトの粗が消え去り、まるで高級絹ごし豆腐を味わう印象を持った。持参した由紀さおりは絶品だ。鳥肌立ちっぱなしで、できればこの音でCDRに焼き直してもらいたいほど魅力的であった。
 小音量でフワリと奏でるハーベスは、直近でも離れた場所でもさほど音圧の違いを感じない。部屋が楽器になったかのようで、こんな世界があるのかと感心しきりだ。その後、アナログレコードのモノラル盤や古い歌謡曲をあり得ないほど心地よく聴かせていただき、こんな贅沢な癒し空間は無いな・・と実感するオイラであった。
 ふと気が付けば、この部屋にはTVが見当たらない。代わりに窓からは高台からの絶景があり、実に静かでゆっくりとした時間が流れ、温泉に浸かっている境地になってきた。
しかしこのままここに居られない。ついにメインのJBL部屋に案内を受けたのだ。
〜つづく〜

羨ましい限りの環境。しかしこれは息を抜くためのセカンドシステムなのだ。Σ(゚Д゚;)