シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

忘れていた常識

 セカンドシステムで静電気の悪さを再確認した。深夜に小音量での再現性がこんなに違ってくるのかと感心したところだ。
 さて、今度は日中にヘビメタを大音量再生してふと思った。TADモニターは大音量再生が似合う。しかし、やはりある音量を超えると音が飽和して拡散してしまうなあ・・これは部屋のせいと決め付けていたが、メインシステムの気持ちいい大音量よりエネルギー量は少ない。なのに音が崩れるのは、部屋のせいであるはずが無いじゃないか。
 鼓型のエンクロージャーは強固だと信じ切っていたが、触れれば大音量再生でかなり振動しているのが分かる。そこで鉛の出番だ。実は以前も鉛をTADモニターの上に置いてみたことはある。そのときは有意差無し、さらに見栄えが悪いことから速攻却下となった。しかし、大音量で確認したわけではない。これは簡単に確認できよう。ロックやヘビメタをガンガンやって実験だ。
 これはいいぞ!¡拡散し始めたドラム連打や各音像がビシっと密度を保ってぶっ飛んでくる。まだ音量を上げられそうだ。予想外なのが、大音量になるとボーカルが左に引っ張られていく傾向にあったのが、中央で踏ん張っている事実。これは誰でも驚くに違いない。
 振動を重量で制御する。それはゼネラル機器の対策だと、常識的な効果を甘く見ていた。オカルトまがいなアクセサリーの音質に一喜一憂して、基本を忘れていたようだ。もちろん、それが許容できる機器であることが前提だが。
 不相応なケーブルを尻に刺し、スピーカーを縛り、拷問級の重りで微動だにできなくして強烈なパワーをぶち込む・・これがSMオーディオの神髄だ。(*`д´)b

黒い布で包んでしまえば見栄えも悪くない。