シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

マグネチックウェイブガイド

隣町のショップは新しいオモチャが評判になると聴かせてくれるので嬉しい。
今回取り出したのはMC‐0.5マグネチックウェイブガイドというもの。見た目は大きなコンデンサーのようで、持つとズッシリ重い。コンセントブレードが付いているから、並列型ノイズフィルターだと思いきや、なんと中身へ通電するわけではないと言う。じゃあなんだ?磁気伝導技術によって信号の品質を高める新しい技術だという。つまりオカルトという事か・・
アメリカでは特許を取っているようで、価格も一つ6万円と高価だ。2個で10万円、4個買えば18万円と通販の宣伝みたいな価格設定である。しかし、この手の商品を3個以上買う人なんているだろうか。後は仕入れたショップの判断に任せよう。
空きコンセントに刺すだけだから比較試聴は簡単。幸い店にはオイラしかいないので、環境は整っている。知らないジャズトリオを店員が掛ける。相変わらず、この試聴機B&W Diamond802の低音はオイラには出すぎだ。
 MC‐0.5を刺した途端、音像が明確になってスピーカーから離れ、中央に凝縮されて奥行きが深くなった。音場を広げるタイプではない。この手のアクセサリーの中では、これほど大きな変化は初めてである。オカルトどころか真っ当にオーディオ的改善だ。
 女性ボーカルを聴かせてもらう。平面的だった音場が前後に立体感を魅せてくる。明らかにSNが向上しているのが分かる。ボーカルの音像がコンパクトに凝縮するかとおもったがそれは変化なし。おそらく、ソフトがあまり像を絞らないナチュラルを意識した録音なのだろう。
今度は自前のソフトで確認してみたい。

時間を置くとさらに音が変わっていくらしく、ちょい聴きでは実力を推し量れないようだ。