シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

トゥルネラパージュ その3

 年に2回、隣町の駅近辺に用事があるので、必ずトゥルネラパージュへ行くことにしている。
行くたびに面白い発見があったりするのだ。
 今回、珍しく紅茶を頼んでみた。いつもならコーヒーなのだが、ちゃんとした紅茶も飲んでみようと思い立った。持ってきたのを見て、ちょっと驚いた。ポットで持ってきたからだ。
 ここではミニポットに可愛い保温用衣装を着けて持ってくるので、2〜3杯は飲める。しかし、今日はコーヒー1杯分の価格の紅茶を頼んだはずなのだ。紅茶の単価って、コーヒーより安いのだろうか。
 何故か音量が大きい気がする。まったくウルサクないのだが、今日は押しが強い。で、この部屋の巨大なトリオ・バスホーンは不思議な低音を出してくる。今回初めて気が付いたのだが、部屋から離れて清算するところに来ると、オーディオらしい低音が聴こえてくるのだ。大音量のバスホーンに耳を張り付かせてもあまり低音を感じない。常連らしい客はあえて離れた席に座っている。これ、遠慮かと思ったら、音が良い場所を知っているようだ。
 店内にはジャズ系の雑誌が置かれている中、寺島靖国氏の懐かしい本が置いてあった。氏がまだレイオーディオを導入する頃の日記を綴ったもので、今でも季刊オーディオアクセサリー誌で連載中だ。読み返してみると、あの頃の氏の話は面白かったなあ。色んなオーディオ趣味人と素人まる出しで体当たりしている様が爽快だった。
 毎回来るたびに思うのが、この空間はもっと録音の新しいソフトが合う気がする。