シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アイドル専用システム

 500円で手に入れたSONYの偽平面スピーカーのおかげで、なんとか往年のアイドル歌謡を満足に再生するシステムができた。
 昔のアイドル歌謡を楽しく再生するにはフラットな特性ではだめだ。中域を思いっきり重視し、高域はナロー感を意識しない程度に大人しい必要がある。特にシャリついたツィーターは厳禁だ。さらに、ドラムスがハッキリ力強く聴こえるように100〜300Hzが弱くてはいけない。それ以下の重低音は不要。そして、肝心なのは金を掛けてはならないことだ。
 全てを奇跡的にクリアしたサード・システムで聴く往年のアイドルは、ボリュームをアップしても煩くならず、いつまでも聴いていたくなる。そして今頃になって気が付いたことがある。
 基本的にアイドル歌手はあまり歌が上手ではない。TVやライブというビジュアル、雰囲気があってその魅力が発揮するアーティストだ。オイラはそんな中でも比較的歌が上手いオナゴの曲を聴くのだが、再生装置がマッチすると、若々しく、可愛らしい女性の声そのものが魅力なのだと分かった。
 近年のアイドルはグループ化していて、その歌は合唱化することで個人の声色は無くなる。そんな曲を聴いて楽しいのだろうか。寂しい男が多数のオナゴの声を耳にして孤独を紛らしているのだろうか。オイラには分からないし、また理解する必要もない。
今度、河合奈保子高田みずえの復刻CDを買ってこよっと。(^^ゞ

ケンウッドのフルデジタル・アンプもアイドル専用機として日の目を見た。