シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

エクスタント

 米国のTVシリーズは何がヒットするのか、観始めではまず分からない。相当な話題性を持ってスタートし、破竹の視聴数を獲得しようが、無情にその数は激減していく。
 エクスタントは近未来SFのスリラーであり、主演はなんと、ハル・ベリーである。彼女はオスカーを受賞しても、大衆向きエンタメに出演するのを好んでする奇特な女優だ。共演するのが、ERのコバッチュDrで有名になったイケメンのゴラン・ヴィシュニック。そして、真田広之が登場。この意外なキャスティングに調べもせずにレンタル視聴してみる気になった。
 TVシリーズは映画以上にインパクトが重要で、その意味では大変静かな出足である。サスペンスの度合いは徐々にアップしていくが、地味な感触は否めない。ゆえに予告が重要で、今後の展開にエイリアン、人間、アンドロイドの三つ巴の構図に家族愛を織り交ぜていくのだろう。と思いつつ観終わった後、ネットをググってガッカリした。
 本国ではシーズン2で打ち切られているらしい。こうした情報はマーケットに甚大な影響を及ぼす。今後観る気が失せてしまうのだ。が、どうもシーズン2でまともな終わり方をするらしいので、サラコナー・クロニクルズやVみたいなことは無さそうだ。
 しかし、スピルバーグが製作する作品は、TVシリーズではどうも不作が多い。飽きられているのだろうか。