ついにJ2が我が家に居つくことになった。MC252の居場所だったスペースは埃だらけ。40キロ以上もあるアンプは4年以上鎮座したままだったのだ。J2は軽いので、たまには掃除してあげよう。
まずはそのまま設置してみようか。そのままと言っても、タオックの棚板に超薄型制振シートが敷かれている。接続はRCA接続(サブのフライングモールがXLR専用のため)SPコードは試聴したFAL特製電話線をそのまま使う。
はぁ?・・・・なんだこの音は!(屮゜Д゜)屮
短期の自宅試聴は当てにならない。それは分かるが、現実としてショップの請求書を貰ってから聴いた音が予想外に変貌したとき、その焦りと失望感は計り知れない。
恐ろしく筋肉質で、ガチガチのアスリートを思わせる音が表出、アンプが温まってもそれは変わらない。しかも中高域のエナジーが強く、かな切り声をあげる女子マラソン選手の様相に愕然とするオイラ。初対面の音と正反対と言っていい。この原因はなんだ!?
ベースボードの違いか。それとも危惧していたRCA接続にしたことによる質の変化だとすればオーマイガ!だ。とてもトーンコントロールがフラットでは細すぎる。結局、元の低域ブーストに戻すオイラ。
経験上概ね、XLRよりRCAの方が若干ゲインが下がる。そして中低域の量感も下がる傾向を感じている。たしかに今回もその傾向が匂う。先入観もあるからしかたない。しかし、このハイエナジーな中高域は予想外だ。繊細なハイエンドはマスキングされ、表情は単一化している。色気のないガリガリの陸上選手なんてお呼びでない。オイラは若干ポッチャリ系に痴女られるのが好みなのだ。(# ̄ー ̄#)
やれやれ・・ベテランM男としては、育て甲斐のある新人女王様である。とりあえず、これまで何の疑問も持たなかったRCAケーブルを変えてみようか。
ピッタリサイズだったMC252と比べて、ラックはスカスカ。
しかし、この空間がないと熱が篭るし背面の電源が入れられない。