シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ソフトの対策は有益だったか

 これまで様々な対策グッズを使ってきた。オーディオアクセサリーにあれこれ手を出し、手を入れるところを探すのが困難になるほどだ。そんなに多くのアクセサリーを使ってきても、意外とゴミにして捨てたものが少ない。特に高価なものは捨てられない。オイラは貧乏性なのだ。
 あれこれ対策したら、元に戻して原点を確認せよと知識人は言う。しかし、臆病者のオイラはそんな怖いことはとてもできない。すべての現用アクセサリーを取り去って、音が変わらないとか、むしろ良くなった・・などという結果になったらどうする。オイラは自暴自棄になって、すべてを売り払ってしまうかもしれない。幸い、久しいディスクを掛けたりするとビックリするほど良い音で目を丸くすることが多い。今はこの事実を持って、これまでの所作が無意味でなかったと自己満足している。
 そんな中で、ソフトの音質改善アクセサリーについては色々増えてくると、演奏前の儀式が多くなって煩わしい。よって、退席願った機器もある。現在、信頼しているのはfo.QのDS-25Eとハイディフィニション・ケースだ。もちろん、クリーニング・グッズは必要前提として脇に置いている。
 この2つをテンコ盛りに処理したものと未処理の同じディスクを比較して、意味のある処置であることを納得したい。ということで、2枚のディスクにこれでもかとfo.Qを貼り付け、まる一日ハイディフィニション・ケースの中で熟成させた。漬物を作っている気分だ。その結果は・・心配には及ばなかった。
 マスタリングし直したほどの違いである。ボケて拡散した音がギュっと凝縮して、大変濃い味に音色が変わっている。音の隙間がハッキリ見える。だれでも一聴して分かる違いだ。好みもあろうが、解像度は良いに越したことは無い。それでいて鉈で薄皮一枚を切るかのような音が目標なので、好みの方向に向いた対策としてまずは安心した。しかしこれは確認のための極端な例だ。それを知っておく意味は大きい。