シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

マニアな友人 その3

 アキュのP-1000ブリッジからM-6200モノに変更したマニアの続きだ。
 彼は予告どおり、プリアンプにC-3850を導入した。それまで長年使ってきたのはC-290Vである。C-3850の初期ロットは予約で完売し、第2ロットの分が数日前に懇意のショップで積まれていた。お〜ついに来たね・・と思っていると、あっさりマニアな友人の手に渡った。
感想を軽く聞いてみると、「大人しいねえ〜290Vと似てるわ。」である。刺激的な部分がまったく無く、拍子抜けするほどだという。オイラも以前はC-290を使っていたので、大人しいというニュアンスは分かる。彼はC-3800の衝撃的登場の折りにも自宅視聴したそうだが、好みに合わずC-290Vを使い続けてきた。どうもハイエンド市場のアキュファンは回顧願望が強いのかもしれない。さらに古いファンはC-280の輝かしい高域と切れ味に犯されていて、後発のどんなプリも満足しない御仁も多いらしい。日本の良心、優等生と言われるアキュも、その歴史的変遷は大きいのだ。
 C-3850にはリモコンが付いている。彼はこれが気持ち悪いらしい。オイラは便利この上ないグッズにしか思えないが、その心持ちそのものは理解できる。このレベルの機器は触れてナンボと言えなくもない。
 さて、オイラもC-2400からそろそろグレードアップしたい気持ちはある。C-2420に後継機が発表される頃に考えようか。