シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

旬なオカルト商品 その2

 まずは5月4日の「旬なオカルト商品」を再見いただきたい。
ハイディフィニション・ケースという、高音質ソフト会社ティートックレコーズが開発してトライオードがプロデュースする興味深々のオカルト商品である。
 まず、怪しい商品を手掛ける必要も無いのに、この世界に手を染めたことが興味深い。オイラが見送りした理由はそのときカキコしたが、たまたま懇意のショップで油を売っていると店長が声をかけてきた。「こいつの感想を聞かせてくれ。」と言って渡されたのがハイディフィニション・ケースだったのだ。
 この依頼はまさに渡りに船、店長らしくない商品が並んだ理由は、やはりトライオードの社長が置いていったそうだ。この手の試聴はオイラに任せとけ〜てな具合に自宅に持ち帰った。
 さっそくレビュー開始。使うシステムは、フルデジタルのレシーバーに昨今改造し直したロクハン一発のレトロスピーカー。オイラの持論であるが、こうした怪しい商品はレンジが狭かろうがシンプルなシステムが違いを判別し易い。ケースに入れる時間は1分に統一し、様々なCDを使ってみる。
 正直言って半信半疑、買ったわけでもないので期待感もない。それでも驚くほど違って聴こえるではないか!!同じディスクで再確認ができない(48時間後ならOK)ので、どんどん別のCDでチェックしてみる。そして、明らかに改善の方向に処理されると認識した。ではどんな違いが生まれるのか?
音が所々ダンゴ状態に固まっている部分がほぐれて音場が均一に広がるようで、大変気持ちがよい。例えれば、下手くそな3D映画から現実の奥行き感に変わったような感触だ。曇った感じも綺麗に晴れて、細かい音や多数の重なる楽器がボケていない。音場情報が多く入ったディスクが分かりやすいようだ。今回はリファレンス・システムの関係で、ボーカルやクラシックが大変よく違いが分かる。
これは安いし、買いだな・・と思うが、念のためメインシステムでも確認してみよう。 〜つづく〜

聴取位置を決めてニアフィールド試聴する。