以前、レンタル落ちのCDを話題にした。この手の商品は一期一会で運が良くないといいものに出会えない。
たまに出向く本屋で中古セールをしていた。見るとレンタル落ちコーナーがあった。かなりの数が置かれているので良いタイミングだ。さっそく物色して手に入れたのが下の5枚。サラ・ブライトマンとヘイリーの持っていないディスク。目立つ傷もなく、380円はお買い得・・といいたいが、私的につまらない曲が多い。そもそも好きなアーティストとはいえ、何ともなしに気に入らなくて買わなかったものばかりなのでヤッパリ感である。
ただ、ヘイリー・ベストはSHM−CD仕様なのでオリジナルと比較してみたい。SHM−CDは、比較目的の2枚入りサンプルCDがあるので違いは分かる。しかしお気に入りの曲で確認したことはない。曲は「プレイヤー〜祈り〜」「アヴェ・マリア(カッチーニ)」で比較する。
正直いって目くじら立てるほどの違いは無いと踏んでいた。ところが大違いである。一言で言えば、地味なオリジナル、派手なSHM−CDと言える。光の透過性が向上しただけでこれほど大きな違いがでるだろうか。作為的にSHM−CDはゲインを上げてあるのではないか。オリジナルのボリュームを少し上げて比較する。ところが聴こえの派手なインパクトは変わらない。語弊を承知で喩えればモノラルとステレオくらい違うのだ。これは認識を変えねばならない。好きなCDでSHM−CD化されたものは買い直してもいいかもしれない。