シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

FINEPIX AX660

 福袋で買ったフジフィルムのデジカメ、AX660の使い勝手はどうか。外観は実に小さい。価格といい、まさにオモチャであるがトイカメラのようなチャチな仕上げではなく、高級感があるクロム仕上げだ。
 操作ボタンはまさに最低限で、これでは大したことはできないだろうと思わせる。ところが実に多彩な機能を持っていて、動画も撮れるし、手ブレ補正機能まである。基本的なカメラ機能にあっては、マニュアル操作が限られる以外はほとんど装備しているといっていい。さっそく乾電池を2個入れて使ってみよう。
 これは・・液晶モニターが実に安っぽいぞ。ニコンの競合機種と比べても歴然とした差がある。10数年前の液晶画面を想起させる暗さと、追随性の悪さはいかんともし難い。片手で操作しているとあまりの軽さに落としそうで、その小ささは撮影時にブレやすいことを意味する。
 現用のニコンL610と同条件で比較撮影してみよう。下の画像は日向の鉢植えを撮ったものだが、明らかにコントラスト表現が弱い。暗い背景は潰れやすく、光が強いと白飛びしやすい。安いなりの写りである。(´ω`) まあ、屋外の良い条件で撮れば問題ない。このカメラを使うには状況に応じて露出補正が必要のようだ。それを見込んだわけでもないだろうが、この手のカメラにしては露出補正がモニター表示に頼らず簡単にできる。
 温室で花を撮ってみたりもしたが、明るい室内なのに周辺光量が低下した画が個性的であった。これは何ともはや、素人向きなのかマニア向きなのかよく分からないオモチャである。

L610で撮影。ここ2年使ってきたやつ。

AX660で撮影。