シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

お買得なPM1

 最近オーディオに話題がない。隣街のショップでネタでも仕入れるか・・と赴いたところ、ELACの最新スピーカー「BS312」の中古が新品同様で半額の値札が付いていた。旧タイプは以前試聴したことがあり、そのミニサイズからは信じがたい低音を出すシリーズである。
 現行器なので店頭で視聴を頼む。幸いオイラの持つTADモニターも現行器ゆえ、比較視聴ができる。女性ボーカルとジャズを聴いてみると、その高域のヌケと圧倒的な解像度に感心。さすがハイルドライバーの改良が効いている。相変わらず低域の再現も立派、こもりもなく専用スタンドを介して聴いてみたくなった。TADが劣って聴こえているわけではない。TADモニターは密閉型のくせに低重心で大人しいのだ。店頭比較では損なパフォーマンスと言える。
 試聴し始めて間もなく、右手に置かれたB&WのPM1が気になっている。今日知ったのだが、この期間限定アニバーサリー商品も売り尽くしの時期で、展示品40%OFFの処分価格なのである。チラチラ横目の仕草を店員は見逃さない。さっそくPM1を音出し。店員は、この商品がいかにスゲエかを語りだした。
 実はこのスピーカー、3年前に視聴会でジックリ確認している。(2011-11-13「B&W視聴会」を参照)
久々に聴いてみるとまるで印象が違い、ズバ抜けて奥行きと厚みのある滑らかな美音である。環境の違いもあるが、視聴会ではエージングも熟れていなかったのだろう。もはや先ほどまで感心していたBS312の印象は吹き飛んでしまった。
 贅を尽くした記念モデルだけに後継機種はない。当時気になったチョンマゲスタイルも可愛く見えてきた。こうなると頭の中は「お宝が4割引か〜」と思案し始めてしまうのだ。ヤバイヤバイ・・(o ̄∇ ̄o)♪
 今、TADモニターをベストの状態でガンガン聴いている。特に不満はない。このまま時間が経てば、これで十分じゃないか・・と熱も冷めるだろう。この治療が功を奏するかは数日後に分かると思う。