シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーの続編。前作よりパワーアップしているのに、時系列として2012年公開のアベンジャーズの後であるため、マーベル作品と一括りに観ればスケールダウンしたと見られてしまう損な作品である。
 実際、主要メンツはキャプテン・アメリカとお尻プリンのロマノフ、片目のニックの3人だ。そんなマイナスイメージからレンタルで十分と思ったのだが、観てみると結構イケルので、劇場に足を運んでもよかった気がする。味方が足りないのをアンソニー・マッキーが加わって援護しているし、敵の親玉にロバート・レッドフォードを据えたのには驚いた。こんな荒唐無稽な作品に出る人ではないし、しかも悪役なのだ。
 派手なカーアクションの末、片目のニックが殺される。が、誰もがぜって〜死んでないな・・と思っただろう。その通り、サミュエルが途中で死ぬのは、ジェダイに裏切られるか巨大ザメに喰われるときだけでよい。ヽ(´▽`)/ 
 このキャプテンの適度な超人レベルが微笑ましく、アベンジャーズのようなバケモノが出てこないのでアクションとしては返って面白い。クライマックスの空中空母3隻が崩壊するシーンはド派手である。が、これが秘密で作られたのなら、どんな予算やねんと思いたくなってきた。
 必ずマーベル作品はクレジットの後に予告がある。今回は実にストレートな予告編で、むしろ面白みが半減。敵のヒドラはまだまだ健在・・だなんてショッカーレベルの設定だし、今度は超能力者がでてくるようだ。あ〜あ、キャプテンもファンタスティック・フォーのトーチと変わらんな。