シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

必殺仕事人 2014 その2

 必殺仕事人2014を観終わった。まあ、可もなく不可もなくといったところか。
 まず話の鍵を握ると思われた高橋英樹であるが、仇討屋という存在はキーとなっていても、高橋英樹自身は蚊帳の外になってしまったのが惜しい。もう少し中心人物にしてもいいはずだ。
 一番気になったのは、田中聖の後釜となる知念侑李の扱いである。住職として真っ当な幸福を約束されながら、全てを失うベビーフェイスの素人という設定。これは新鮮である。住職といえば、エロが必殺の定石であったのに、マジメな若者を持ってきた。製作者サイドとしてはオナゴの胸キョン狙いであろう。このメンツでTVシリーズを組むのであれば、彼の存在感を大事にしなくてはならない。間違っても、カッコイイ殺し技なんて与えてはならない。
 経師屋の涼次は型に付いたので、得に言及するまでもないが肝心の殺しの場面はもっとバリエーションを持ったほうがいい。さすがに飽きた。
 和久井映見はもっと色気を見せなさい!どんなクソ作品だろうと、彼女が太ももでも見せれば評価するのに。ヽ(*´∀`)ノ
 主役の渡辺小五郎はやっと中村主水の2代目になったといったところか。可哀想なのが、東山紀之は良いのである。なのに野際陽子中越典子の嫁姑コンビがダメすぎる。いい加減「せんとりつ」の真似は無理だと悟りなさい!《゚Д゚》
 仇討屋というアイディアは悪くない。そして、極悪人の老中が、裏切りによって依頼人になる後半の展開も面白い。むしろ、この展開は期待した。なのにその後のヒネリも無く、監督不在でもやれそうな無難路線に失望。(´-ω-`)
このまま、TVシリーズに移行するのか判らない。希望として、高橋英樹にたまには流しの仕事人として参加して貰いたいと思う。