シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

軽い音

 現在、我が家では大変軽い音が出ている。音が軽い、重いとはなんぞや?と思われようが、そうとしか言いようがないのだ。
 昔、B&WのM802を使っていた頃、心持ち良い感じに気をよくして友人を自宅に招いた。友人は一聴して「音が軽い!」と褒めてくれたことがある。その時、始めてこれが軽い音かと実感したものだった。でもその後、M801に変えて重い音にしてしまったけど。(ノ∀`)
 しかし、この表現も言い方によって善し悪しのイメージが変わってくる。軽薄といえばネガティブだ。重い音も、重量感のある音というとポジティブな感触になったりする。
 一般的には音は軽い方が良いという。しかし、どうにも重低音というものに慣れ親しんだ過去があると、ズッシリとした地を這う低音がないと淋しい感覚が拭えない。
 音の重量感は、立ち上がりや音抜け、切れ具合と関連が深いようで、ユニットの大きさ、重さ、能率やアンプの駆動力がポイントになる気がする。ゆえに、高能率フルレンジのFALを強力ドライブする現在、軽いのは当然。しかも軟質系の土台を一切撤去し、アステカによる空間処理が輪をかけて音を軽くしているようだ。もう、空気が鳴っているような広大な音の場が部屋に充満している。
 ただ、店で聴くサンパチウーハーの音とはまったく違うので、数多いその手のファンを迎えるのは絶対避けたいねえ。(^O^)