シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

乾電池式カメラ

 大手カメラ専門店の福袋セールで、PENTAX K-50 ダブルズームキットに、バックその他諸々が付いて6万円という超安値が付けられていた。思わず衝動買いしてしまいそうになったのをグっと堪えたものだ。昔、一眼レフを捨てた人間が何を今さらと言われよう。触手が伸びた訳は、乾電池駆動一眼レフだからだ。
 オイラはバッテリーは乾電池派。しかし、今時のデジカメに乾電池式は少ない。リチウム充電バッテリーと乾電池、そのメリットとデメリットは多くのコラムで目にしてきた。オイラのような乾電池派もいることがよ〜く分かる。なのに、メーカーは何故乾電池式のカメラに消極的なのか。
 ここからはオイラの想像だ。使い捨てはエコじゃないとか、重くなるとかは建前だろう。長時間持たないというのもウソ。リチウム電池ニッケル水素充電池ならまったく遜色ない。それどころか、撮影枚数は上回るくらいだ。では何か?
 リチウム充電バッテリーは最後までパワーを維持できるのだ。限界が来ると、ストンと切れてしまう特性がある。髭剃り器で体験した方も多いだろう。これが複雑な操作を強要するデジカメには都合が良い。乾電池ではなだらかにパワーが落ちるため、終盤になるとAFが迷ったり一部の機能が使えなくなったりしてくる。一旦電源を入れ直すと復活してみたりと、爺の小便みたいにキレの悪い終わり方なのだ。この違いが、メーカーは万全の機能を常に使ってもらいたくて乾電池式を敬遠しているものと思われる。
 しかしだ。そんな兆候が出れば替えればいいだけの話で、それが簡便にできるからこそ電池式なのだ。スナップショットのために、ふと持ち歩こうと思っても、四六時中充電している訳にはゆくまい。気まぐれに持ち出しても安心、いきなりUFOが飛んでいてもすぐ撮れる。(^0^)/ ちょっと使いたいくらいなら、アルカリ乾電池で十分。4本100円でダイソーに売ってるわい。