シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ソルジャーズ・アイランド

 昨年秋公開の傭兵アクション映画。この作品、実に設定がエクスペンタブルズと似ている。では二匹目のドジョウかというと違うのである。なぜならエクスペンタブルズの製作スタッフが参加しているからで、シャレと覧るのが適切だ。
 独裁者に虐げられた島民の助けに傭兵が立ち向かう、そのメンバーが気が利いている。クリスチャン・スレーターを筆頭に、ショーン・ビーンジェームズ・クロムウェルヴィング・レイムス、ドミニク・モナハンなどのアクション映画の右腕的脇役ばかり。敵の右腕はスタートレックのオブライエンだ。(^O^)  彼は悪役が似合うねえ。
 エクスペンタブルスがアクションスターの集まりとすれば、本作は脇役の集まりなのである。制作費も当然B級、舞台はエクスペンタブルズに準ずるが、その内容はこっちの方が面白い。ゲームのつもりで参加した様々な個性を持つ大富豪が本物の傭兵として戦場に巻き込まれていく。あっという間に友人が殺されて、裏切り者は誰だのお約束パターンもある。
 オイラはヒネリを持った展開を予想したが、あえてまったく意外性のない王道路線を突き進むのだ。B級のくせにである。( ̄∀ ̄)         それでも面白く観れた理由は、低予算で脇役軍団という素材が、一致団結して勧善懲悪を突き進む姿が清々しかったからで、エクスペンタブルスがあるからこそ注目したい一品だ。

ちなみに本作のレンタルDVDには日本語の吹き替えが無い。     さすがB級!