シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アステカ その2

 借用した音響調整材のアステカが、思いのほか効果有りだったので2つ購入した。
 オイラは自他共に認めるメンドクサガリだ。映画好きであるが、自宅にスクリーンとプロジェクターを設置しようとは考えなかった。居間の中央にプロジェクターを置く、スクリーンをセットする・・そんなメンドウな作業をするくらいなら小さなTVで観ることになるだろう。似たもの同士は案の定、高価なプロジェクターセットを押入れの肥やしにしたという。
 そんなオイラにピッタリなのが大型プラズマTVだった。普通のTVとして家族皆が共有できるのもいい点だ。しかし、センターTVとして設置するしかなく、ピュア・オーディオにとって弊害の壁となった。   最初は反射防止のため布を被せたが、やはりメンドクサガリは続かないのである。そうして何年も経つとその状況に慣れてしまうことになる。そんな現状にアステカは光明を与えてくれたようだ。問題はいかにメンドクサクないように着脱できるようにするかだ。でなければ布を被せた時の二の舞となる。
 思案したあげく、いい物を100円ショップで発見。ドアや鴨居に引っ掛けるフックだ。これがプラズマTVの厚みとフィット。そこに2つ縦連結したアステカをオーディオを聴くときに吊るすのである。これは不精なオイラでも着脱容易で儀式化するのに無理は無さそうである。   セットすると中々シックな見た目も良い。音さえよければルックスはどうでもよいというマニアもいるが、正面に対峙する物体は美しいに越したことはない。ルックスも重要である。
 滲みのないボーカルや不安定に揺れない音像など、無駄な反射音から有益な拡散音に変わったメリットは大きい。これはセンターに置かれたラックやTVの反射音に諦めていた人にはお薦めである。

こんな風にフックに吊るすだけ。

見た目も悪くない。