シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ルームアコースティックの問題

 オイラのリスニングルームは家族が団欒する居間なので、ただひたすらに音響の事ばかり重視するわけにはいかない。いわゆる平民オーディオだ。

 それでも、新築するときにシステムを置く場所を決めて間取りを考えたので、補強や背面等の最低限の配慮はしておいた。どうしてもままならないのは、左右壁面の相違性だ。向かって右側はCDのラックにソフトがギッシリであり、左側は掃き出しの窓なのだ。当初は音像が左に寄ってしまい、プリの左右バランス調整をする始末であった。それでもルームアコースティックといえば、東京防音の硬質グラスウールを背面に置いて壁面にレゾナンスチップを貼るぐらいだった。本格的に着手し始めたのは2012年頃からで、アステカを部屋に貼りだしたのもこの頃だ。CDラックの前にはエコーバスターを2つ置き、位置を調整したりもしたが反射の微妙な違いは分からず、適当に置いたままである。それでも結構満足の行く音に仕上がったのだが、以前からずっと気になっていた事があった。

 それは、音の左右の広がりに差があることで、向かって右側は窓を越えていくほどの広がりが感じられるのに、左側はどうにもスピーカーの外へ音場が広がり難いのだ。初めはソフトの録音によるものだと思っていたが、音場情報が多いクラシックや位相を弄った音楽は皆同様の傾向が聴かれる。長方形の部屋の短辺にシステムを置いているため、どうしてもスピーカーが左右の壁に近接せざるを得ない。だから諦めていたのだが、すこしでも改善できればと考えることにした。    ~つづく~

これが現状だ。