シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

サンシャイン REM30(調音パネル) その2

買ってきた調音パネルをどこに試すのか。
 ちょいと気になる部分として、視聴ソファーの背面上部の戸棚だ。位置的には座った頭上後部にあたる。耳に近いので影響は大きいと予想し、まずは外装せずにそのまんま両面テープで仮止めして聴いてみる。
 ふ〜ん・・もしやと思うところもあるが、繰り返してみると確信は無くなる。違いがあっても気のせいレベルだ。ということで、本命の場所に使うため簡単な造作を行う。100円ショップでバイアステープを買い、以前使った余りの黒布を裁断してテープ止め。そしてTVの前に吊るのだ。
 実はこれ、すでに今までアステカを2個吊るして効果を得ていた。(2012-07-14アステカ その2)これをTVに吊るのは実に簡単、音像がシッカリ定位するようになるので儀式として定着している。このアステカを調音パネルに変えてみようというわけだ。
 アステカは音の拡散効果によって、ガラスの平面反射による悪影響を低減してくれた。調音パネルは反射そのものを調整する構造で、アステカよりも2回りは大きいため、おそらく効果は大きいはずだ。メーカーの推奨する位置とも合致している。工作は30分ほどで終わり、4年以上使ってきたアステカと比較試聴する。
 簡単に付け替えられるので何度も比較して確信した。大成功である!ヽ(*゚▽゚)ノ
 音像はより明確になり、ボーカルの口元が小さい。それはメーカーの宣伝文句による先入観もあろう。それよりも驚きなのはSNが向上して静かになることだ。ガラスの反射による影響がこれほどあったとは・・布をTVに被せて聴いていた頃は気が付かなかった。具体的には、女性の張り上げた声にピリピリまとわりついている余計なバリが消えた。よって、より滑らかな輪郭、見通しの良さが際立っている。アステカが劣っているわけではなく、壁面設置のアステカは外せない有用なアイテムであり、TVの前には最善ではなかったということだ。
 この変更は特に不満な反作用もなく改善が著しいので、現用のTVが壊れるまで吊るして使うことになるだろう。

背面上部の戸棚に設置。効果分からず。

TVに吊るしたアステカを・・

調音パネルに変更。この効果はすごい!