シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

1年ぶりの大腸検査

 昨年の入院騒ぎから早くも1年になろうとしてる。経過観察として大腸ファイバーを入れることになった。
 オイラはこの検査、4回目である。4回も経験すればベテランだ。身の上話はつまらんので、ここは大腸内視鏡検査についてベテランがレクチャーしよう。
 いきなりこの検査を受けたいと発想する人はいない。まず、何らかの消化管の異常を感じたり、健康診断あたりで便鮮血検査をして出血が認められると、再検査でこの内視鏡検査を受けることになる。便に血が混ざる理由の多くは、痔やポリープによるものであるが、たまにオイラのような大腸癌の場合もあるのだ。
 検査はまず予約から始まる。検査は丸一日掛かるので、朝一番に病院へ赴くことになる。前日の夜8時頃からは食事はダメ。しかし、水分は摂ってもよい。
 当日は問診票を書き、血圧測定、そしてお待ちかねの下剤2リットルを1時間半以内に飲むのだ。これが薄いポカリスエットのような味であまり美味くない。しばらくしてトイレに直行〜・・これを6回位繰り返すと便がキレイになってくる。で、看護師のチェックが入り、OKが出たら検査準備完了だ。
 ここでのポイントは、気合を入れてとにかく出す!それも早く!そして、まだ完璧にキレイじゃないな〜というくらいで、ナースコールすること。見に来た看護師は「もうちょっとですね〜」とか言うはずだ。で、次に出たあたりで再びナースコール。「う〜ん・もう少しキレイな方がいいんだけど・・合格にしましょう。検査までに水を飲んで出せるだけ出してね〜」とフライングぎみに合格をもらうのがポイントだ。なぜなら、概ね5〜10人位の予約者と下剤飲み同時スタートするので、はやく検査準備ができた人から始めてもらえるのだ。これは帰宅時間に直に関わってくる。
 呼ばれると、紙パンツを履かされて検査台に側臥位になって、モニターを注視。
 「おお〜入ってくぞ〜」と、得体のしれない感覚と鈍痛、空気を入れるために腹が張る不快感が10〜15分。終了後はトイレにいってオナラ抜きして帰ることになる。痛みの程度は医師の技量による。ちなみに、麻酔を使う場合は点滴を受けて知らない間に終わっている。このほうが楽だが、検査費用が高い。
 ただ、オナゴにとっては、検査自体がかなりの羞恥プレイである。寝てる間に終わる方が自尊心が傷つかんだろうな・・さらに終わった後も、水分を含んだオナラがブリブリ状態で、もう帰宅途中で買い物でもしようものなら、さらなる羞恥プレイの続行となるから注意すべしだ。