シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

スタートレック〜ディープ・スペース・ナイン(DS9)

ピカード艦長のTNGが思いのほか人気で、スタートレックワールドの中でもう一丁別の話を作ろうか・・といったスピン・オフ感覚で始まった作品だ。この頃はTNGもシーズン6中盤で、「戦闘種族カーデシア星人」という前後編は、明らかにこのDS9放映における予告を意味していた。
DS9は宇宙ステーションが舞台の話であり、オープニングの雰囲気も静かで、当初は地味な作風だなと感じた。途中から強力な戦闘艇を出すようになった事から、やはり動きのある宇宙船の魅力は必要と思ったのだろう。
DS9の大きな特徴は、今の世界紛争地域縮図をSF大河ドラマのように魅せる面白さにあるね。TNGは異なった文化の交流という特徴を持っていたが、こっちは紛争がテーマだ。したがって、早い展開と、どうしても暗さを感じさせる所があるなあ。これは宗教的な要素も絡めているのが要因にあると思う。
主役は黒人の司令官であるが、周囲のレギュラーキャラクターが強烈な個性を持っているので、中心人物としてのオーラがもう一つだ。