シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

安価なルームチューニング

 ルームチューニング商品はおしなべて高価だ。オーディオはどんなに高価な機器を使おうが、その部屋の音を聴いているのであって、その部屋に致命的な癖があっては宝の持ち腐れとなる。

 部屋の癖は長年音を出していると軽減していく例が多い。とんでもないセッティングの老舗ジャズ喫茶が、とても良い音を聴かせたりするのも合点が行く。しかし、どうしても手を入れたいケースもある。オイラの居間も、スピーカーの背後には東京防音の高密度グラスウールがあり、CDラック前にはエコーバスターがある。また、壁面にはクライナのアステカが計14個貼られている。アステカはまだ安価な方だが数が必要なので、あれよあれよと増えてしまった。たかが成形した紙(おそらく原価数十円)に散財してしまったけど、これが起点となって音が素直になったのはたしかだ。

 さて、このアステカは昔のオーディオファンがタマゴの紙ケースを壁に貼っていたのと同じだ。今では紙ケースに入ったたまごを見た事が無い。コストが合わないのだろう。そこで、得意の百均ダイソーを物色するといいものを見つけた。

 それは園芸コーナーにある紙製の育苗ポットだ。紙質はアステカと似ており、大きさも昔の卵ケースより効果が有りそう。まとめて10セットぐらい買って、要所に画鋲で貼ればOKだ。自分で試したいところだが、アステカを剥がすのも面倒だし、ミテクレで家族の反対を受けそうなのでやめた。おそらくCP最強だろう。