シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ルームアコースティックの問題 その2

 さて、ルームアコースティックの商品は高価なので手を出したくない。それ以前に何をどうすればいいのか・・部屋の左右差を無くすのがベストであろうが無理な話だ。となれば問題の左壁面側をカット&トライで反射のコントロールをするしかない。

 現状から容易に変更できるのは、アステカ、ミニソネックス、エコーバスターの位置変更だ。しかし、やみくも変えても時間の無駄だろう。やはりスピーカー手前側面の一次反射を変えてみたい。となると、設置位置からアステカは関係ないと思う。

 まずはエコーバスターの高さを変えてみる。10㎝ほど持ち上げてみたが、あまり変化が感じられない。そこで、2つのエコーバスターを横にして浮かしてみた。CDラックにはディスクがギッシリなので、台座替わりに要所のCDを引き出してその上に置く。む・・これは変わった!

 アコースティックな音場の広がりは違和感が薄らいだ気がする。それ以上に音像の輪郭が明瞭で全体の解像度とSNも向上したと感じられ、そっちに意識が寄ってしまいそうだ。ただ、逆位相情報はまだ右に偏ったままだ。

 吸音体の面積は変わらないのにこの変化はどう考えるべきか?バーチカルツインのFALは上下よりも左右の指向性が広い。それが関係しているのではないか。しかし今は仮に引き出したCDの上に置いたのであって、実用するなら専用に移動が簡易なフックを造作せねばなるまい。他に方法はないものか。            ~つづく~

持ち上げてみた。

横置き。これは効果があった。