シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

リングマグネットをダブル使用 その2

 再度説明しておくと、リングマグネットとは、ドーナッツ状のマグネット2枚を反発するように結束したもので、福田雅光氏がオーディオアクセサリー184号で提唱した対策グッズである。(2022-3-12  福田屋のリングマグネットを実験 参照)  今回これを片側2組重ねて6N-S1010を貫通させる。バイワイヤーのとき並列に分けて2組使っているが、今回は直列にダブルなので効き方は異なるはずだ。なお前回タコ糸で縛ってみたが、安定しないので結束バンドで固定し直した。

 こりゃ凄いぞ!( ゚д゚) 何という透明度、爽やかに伸び切る高域、超高SNによる余韻や気配が今までと別物だ。それにスピード感がアップしている。だから全域でキレ込みも改善して音場重視のS1010が性格を変えてしまったかのようだ。それでいて広大な音場は変わっていない。fバランスにも悪影響は感じられないし、音が乾いたり細身になる事も無い。それにしても、こんなに刺激感の無い透明な高域は聴いたことが無い。この音を体感すると、4S8のハードな音には二度と戻れない。

 アクロテックの6N-S1010は30年も前のケーブルだ。それが手を掛ければここまで変身するという実例になった。昔のケーブルからは昔の音しか出ないと言う評論家がいる。しかし、我が家のアクロは何の劣化も見られず、決して昔の音ではない。