シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

北京五輪開幕

 北京で冬季オリンピックが開幕した。冬季は日本人がメダルを獲るのにハードルが高い印象があるが、頑張ってほしい。

 さて、先日の開会式であるが皆はどんな印象を持ったのだろうか。いちいちそんな興味でググルのも面倒なので、オイラの感想だけカキコしよう。

 まず、夏季オリンピックの時と同じチャン・イーモウがプロデュースしたとは思えないほど地味であったと思う。これはコロナ蔓延のご時世に配慮した結果であろう。東京オリンピックのときと同じである。だから、本来企画した演出とは掛け離れたものであったのは理解しよう。そこを最新鋭設備を持った「鳥の巣」の機能をフル活用して、冬季らしい幻想と光のプロジェクションで美しい世界を魅せていたと感じる。無駄に有名人の演目を入れた東京オリンピックより、シンプルで好ましいと思った。

 政治的思惑が露骨なのも、中国人らしいので違和感は無い。むしろ、それも含めた世界的融和のテーマで一貫しているのでブレが無い。選手入場はそろそろ時間短縮を考えてはどうか。参加国が増えて間延びするのがいけない。ムッス~たちは途中で観るのをやめた。オイラは風呂に行って、帰ってきたらまだやってやがる!その後には無駄に長いバッハ会長の挨拶だ。その後ろで並ぶ中国人の作り笑いが実に不気味で、これぞ中国と感慨深い。

 クライマックスは期待の聖火だ。これを見たくて我慢してきたと言っていい。で、アレである。あまりにシラケて笑えてきた。とても今の中国がすることとは思えない。無観客でなくてもアレでやるつもりだったのだろうか。モニター無くして炎が見えまいに。まあ、話のネタとして後世に残るだろう。