シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

近年の朝ドラ

 朝ドラ104作目「おかえりモネ」が、そろそろクライマックスを迎えようとしている。本作については、気象予報士の友人が居るため興味深く鑑賞している。

 さて、オイラは朝ドラについては初心者で、まともに観だしたのは「ゲゲゲの女房」ぐらいからである。だから10年やそこらの視聴歴で朝ドラを評価するような烏滸がましいことはできない。しかし、近年の感想なら許されよう。

 朝ドラのパターンについては、ググれば専門家レベルの御仁による解説や意見を見ることができる。なるほどな~と関心はするが、個人的には別の意見も言いたい。

 近年の朝ドラは3部構成が多く、物語の導入部から視聴者への関心を惹かせるためのバックボーンを語る前半、主人公が試行錯誤して新世界を切り抜けていく中盤、成長した主人公のしみじみとした感動と大団円へのまとめを描く終盤と言えそうだ。これは歴史ものだろうと現代劇だろうと変わらないだろう。

 オイラは朝ドラをジェットコースターに例えたい。少しづつゆっくりと話を持ち上げていく前半、そして宙返りなどの目まぐるしい変化に絶叫する中盤、慣性が低下してゆっくりジンワリと余韻を残しながらゴールする終盤である。トータルで完成する感動作を目指しているのだろうが、オイラは終盤になると興味が薄れてしまう。前半は我慢して観ているが、それもあって中盤は例外なく面白い。後半は大体暗く落ち着いた話になっていくから朝から昼に観る気にならなくなるのだ。ヒロインの老けメイクも見る気がしない。

 まあ、「朝が来た」は女を主人公とした本宮ひろ志の漫画と思って観ることができたし、「ひよっこ」は例外的に最後まで萌えてしまった。オイラが朝ドラに求めるものは、一般的な世論とは違うのかもしれん。


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ひよっこの挿入歌。こんな可愛く歌うおばあちゃんも居るまい。