シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

タッチパネルの時代

 コンビニが精算機で支払うようになったり、レンジで温めをセルフになったりと面倒な時代になってきた。そんなご時世でも、怒り心頭なのが飲食店のタッチパネル注文だ。

 席についても店員が注文を取らない店が増えている。席ごとにタッチパネルが置かれ、自分で操作して注文するのだ。ネットで買い物する訳じゃあるまいし、ふざけるなと言いたい。

 回転ずしなら未だ分かる。それでもテーブルの側面上部に固定されていたりして、液晶画面が見にくく、操作するに肩や首が痛くなる。なぜなら発注するのが1回だけじゃないからだ。このタッチパネルをチェーンレストランに導入しだしているが、困るのが操作が分かりにくいことだ。

 店によって導入されているシステムが違うので、パネルの操作方法が異なり、慣れるのに手間がかかる。オイラは結局店員を呼び出して操作法を聞くことにした。つまり、そこで注文すれば済む話である。実にバカバカしい。おそらく、ネットで買い物をする連中が増えているから悩まず操作できると思っているのだろう。しかし、操作を聞いた店員も慣れておらず手こずっている始末だ。

 オイラ一人ならいい。幸楽苑も最近タッチパネルを導入したが、一人で行くのでカウンターでのんびり操作して覚えることができた。問題は高齢者である。PCの操作もスマホも持っていない年寄りは注文できない。現に母親はお手上げである。これは年寄りだけでウチの店に来るなと言っているのに等しい。

 この消費者に負担を強いる風潮に憤慨してならない。その見返りに安くなってもいないのだ。昔からセルフサービスの店は、消費者に低価格でバックアップするのが当然だった。コロナで苦しい飲食店の一手段ということか。