さあ、音出しだ。ちなみにまだ試聴ではない。
う~ん・・正直言ってよく分からん。б(´・ω・`;) ボコ壁からアルミムクのガッシリとしたベースに変わった先入観があり、揺るぎない安定感とズンッと来る重低音を期待してしまう。しかし期待が大きすぎたのか、今のところ有意差なしである。
アンプも温まり、本格的に試聴し始める。すると違いが分かってきた。それは先入観と異なり、解像度と奥行感、ピンポイントの音像がより強化し、贅肉がまったく無い。思えば今まで目指してきた方向であり、歓迎するべきなのだが・・行き過ぎではないか?たしかに耳障りな音はしないし、ボーカルも密度が高い。しかし突き詰めたアスリートのようで、僅かな変化も感知する検聴マシンの趣だ。もはや楽しさや心地よさを得る音では無くなっている。
頭をスッキリさせて翌日試聴を再開する。すると不思議なもので、良い感じにまとまって聞こえるではないか!コンセントを付け替えたりして硬い屋内配線にストレスが掛かったのだろう。時間とともに落ち着きを見せてきたようだ。具体的に何が昨日と違うのか、音のキレが凄いのだ。それでいて硬さが無いので、音圧を上げても喧しくならない。フュージョン系のハイスピードな打音が実に爽快で、大型ウーハーでは聴いたことがない音だ。今まで以上に、フルレンジのFALならではの持ち味が発揮されていると思う。コンセントベースの導入は正解だった。
PSオーディオはネジの長さが合わないので工夫が必要。