これまで光接続には興味が無かった。そもそも、オーディオ趣味の中ではトスリンクは対象外のような気がする。長年オーディオ専門誌を読んでいても、光ケーブルの比較試聴なんて見たことが無い。
しかし、今の世は光ケーブル無くして成り立たない。家電品を見れば、TVやDVD機器もアナログ端子なんてほとんど見当たらず、AVアンプ無しで映画や音楽番組を迫力を持って再生したいと思っても無理なのだ。オイラはそれを中国製のHDMI分離器を使って解決した。（2019-11-8 HDMIオーディオ分離器 参照）
ところが無精者のオイラは、映画や音楽番組を観るためにメインのオーディオ機器に灯を入れるのが面倒になってきた。何かいい方法は無いものか・・
ふと、BGM用のデジタルレシーバーの背面を見ると、光入力が２系統ある。TVの背面には光出力端子があるのでこれを繋いでみようか。２メートル位の光ケーブルが必要だが、たしかTOSIBAの業務用ケーブルがあったはず・・ゴソゴソ探してみると発見、長さも丁度いい。さて、使い物になるだろうか。
NHKのＮ響を観ると、これが見事にゴキゲンな音を出してくれた。TVの音声もミュートせず、そのままダブル駆動でいい。改めて今時のTVの音だけではチープだと再認識する。サブウーハーを調整し、聴き疲れの無い厚みのある音が得られて大変満足。これならレシーバーのリモコンで電源オン一発だ。
しかしまてよ、TVで録画した番組はいい。DVDレコーダーとは接続していないので、映画ソフトをレンタルしてもダメじゃないか・・と思ったが、何故かこれにも対応している。どういうことだ？まあいい。仕組みが分からんがラッキーだあ。ヽ(￣▽￣)ノ
