シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

KEF LS50 Meta

 LS50がリニューアルされた。モニタースピーカーの代表格となった一つ目小僧。7~8年ぶりにどう変わったのか。隣町のショップに置かれたので聴きに行ってみた。

 Metaの最大のポイントは、MATという新しい技術の追加で、他にもドライバーの改善もあって歪みやレスポンスがかなり向上していると言う。見た目は、ユニットフレームにMetaと書かれたくらいしか違わない。ただ、資料によると背面がかなりスッキリとまとめられ、奥行きや重量も僅かにアップしているようだ。

 旧LS50が並んで置いてあるわけではないので、拙い記憶が頼りとなる。幸い、PMCのDB1Goldと比較したときの記憶は新しい。そのDB1Goldもまだ置かれているのでラッキーだ。リファレンスにできる。さっそく耳タコのハンターで試聴してみた。

 一聴して、小型を感じさせない帯域バランスが素晴らしい。優しい音調なのは旧LS50と変わらず、ゴリっとしたDB1Goldとの比較でよく分かる。記憶より締まった力強さも感じるが、セッティグ位置も違うのでハッキリしない。中高域がスッキリ伸びて抜けが良く、以前の根暗なイメージと違う。また、山積みのスピーカー群の中でも音像が密度を保っている。以前、この場では評価のしようもない項目とあきらめていたが、これは相当な改善が想像される。ぜひ、まともなセッティングで聴いてみたい。

 価格は据え置きらしい。こりゃ旧LS50のオーナーは相当悩ましいだろうなあ。

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専用スタンドは接合できるのはいいが、高価でデザインも好みでない。シンプルなタオックあたりが良さげだ。