近年注目の北欧メーカー、アンフィオンからお求めやすいヘリウムシリーズが発売された。
アンフィオンはArgon０がお気に入りであったが、マイクロサイズでありながら高価である。あの造形と音質を保って安価であったら・・という思いを持ったのは、決してオイラだけではないハズだ。helium410はArgon０と見かけはほとんど変わらない。ウーハーがアルミから紙に変わったのでユニットの色が違うだけだ。これで音質に差がなければと期待して試聴してみた。店員は、何も指示せずとも耳タコのハンターを掛けてくれた。これは随分違う！
Argon０はキリっとした解像度と透明度を持ちながらも、サイズを超えたレンジ感と抜けの良さを魅せるのに対し、helium410は柔らかい広がりを特徴としている。共に質感は高いので好みで選ぶレベルだ。そう思えばhelium410は結構安価なのでCPが高い。ただ、オイラの好みはArgon０の方だ。
helium410とArgon０には様々な色のメタルネットが用意されており、これは実にオシャレだと思う。インテリア志向のデザインに、心地よい音の流れる生活をコンセプトにしたhelium410は、このフワっとした雰囲気が好きならお買い得である。
