シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

AMATERAS 9012M-[Z]

 隣町のショップに、アマテラスという耳にしたことの無い中古スピーカーがあった。ググってみると、音にこだわるエンジニアがオリジナル器材を直販しているようで、ショップが仕入れたりする商品ではなさそうだ。これは通販で入手した持ち主から隣町のショップが下取りしたものらしい。

 ユニットを見ると、どうやらマークオーディオの最新10㎝フルレンジのようだ。箱は見た目オーソドックスなバスレフで、サイズも標準的なものである。ただ、叩くと響きがいいので板材は質が良さそう。なにしろ、まったく仕組みを公開していないので想像するしかない。しかし、ユニットがペアで1万6千円ほどで、それを標準的な箱に入れて10数万円もするなんて・・高すぎやしないか。

 とにかく聴いてみよう。高さを揃えて若干内振りとし、駆動はDENONの普及品ペアで耳タコCDを掛けてみる。こりゃなんて爽やかな音か!(。゚ω゚) オイラは数多くのモニタースピーカーを聴いてきたが、こんな綺麗な響きのものは初めてだ。マークオーディオのユニットは初めてで、金属振動版の美しい高域がとても印象的。アンフィオンのアルゴン0を思い出す。対して低音も10㎝ユニットにしては頑張っている。しかし下に行くほどバスレフらしい量感を持って拡散していくので、プロがモニターとして使っているとは信じられない。すべてがウチのTADプロと正反対だ。まあ、この試聴は大型スピーカーの上にフェルトを介してベタ置きしたテキトーなものなので、環境の影響も大きいだろう。

 フルレンジ党のオイラは大変興味を持った。特に、このマークオーディオの最新ユニットにだ。コイズミ無縁あたりで買ってみようか。自作の虫がムズムズしてくる魅力を感じる。