ついにREGZA 58Z720Xがわが家にやってきた。
今までのプラズマＴＶとは画面の高さが違うので、ウッドブロックを使って嵩上げし、耐震ゲルでラックに接着する。その上に木ねじ固定してセッティング完了。このＴＶは4本脚なので大変強固に固定できるのがいい。真ん中だけの支柱で支えるタイプはグラグラして心もとないのだ。このセッティングで画面が今までとほぼ変わらなくなった。さらに、ＴＶの下に空間ができたので新たな機器をもう1台置けるようになった。このメリットは実に大きい。
肝心の視聴感はどんなものか。当初のおまかせモードは実にド派手で、とても見ていられない。とりあえず長時間観れる画にしなくては・・細かな調整はいつでもできるので、まずは簡易的にメーカーが提案するモード選択の中から「シネマプロ」をチョイス。これは落ち着いた画でいい。プラズマと比較してもあまり違和感もない。若干、色温度が低めだが疲れないだろう。
まじまじ感心するのは黒の再現力だ。昼間でも暗い場面の映像がハッキリ見えるのは実にありがたい。今どきのＴＶは当たり前なのかもしれないが、オイラは隔世の感を覚えずにいられない。また、絵が実に細かい。３メートルも離れればピンボケに見えるオイラの目でも分かる。
数時間観ていて不自然な色乗りも感じてきた。やはり人肌の再現が不満で、皆病人に思えてくる。その割に赤の色温度が妙に高い。逆に、以前のプラズマは緑の再現が下手でどうにも人工的だった。そのあたりにヒントがあるかもしれない。
