TVの更新については昨年の正月から予告していた。(2019-01-06 思案するTVの更新 参照)ついにそれが現実となった。
現用のプラズマTVはパイオニアのPDP-607HXで、これは有名な「KURO」の一歩前の商品だ。購入してすでに13年を超えている。しかも、買ったのは店頭展示品である。プラズマTVは寿命が10年と言われており、何時逝ってしまうか不安な状況なのだ。
それにしてもよく保っている。当時のプラズマTVは高価で、その作りは半端なく物量が投下されていた。それは背面を見れば分かる。今どきの、合理化を極めた液晶や有機TVは玩具に思えるほどだ。購入当時から輝度を抑え、操作系はほとんどDVDレコーダーで行ってきたのが長寿命に繋がったのかもしれない。未だに不具合は生じていないのだが、プラズマTVは電源系が寿命で死ぬことが多いらしく、その逝きざまは即死だそうだ。予兆が出るとは限らないのである。
懇意のショップで、1年ほど前から中古の液晶TVの出物がある。映りも綺麗で価格は手ごろだ。売れないでいる姿を毎週のように店頭で見ていると、これでもいいか・・と思えてきた。モヤモヤが続いていたが、仕事中にふと、テンションが上がった拍子に店に電話をして商談中にしてもらった。物の弾みであったが、これで良かったのかもしれない。 ~つづく~